脳血流シンチSPECT(シングルフォトン断層法)
微量の放射線同位元素(ガンマ線放出核種)を静脈注射しどのくらい脳の中に取り込まれるかによって脳血流を測定する
よく使用される薬品は 123I-IMP(N-isopropyl-123I-p-iodoamphetamine)および 99mTc-Ethyl cysteinate dimer(ECD)
([N,N’-Ethylenedi-L-Cysteinate(3-)] Oxotechnetium (99mTc), Diethyl Ester)の2種類です。
さらに、負荷試験と言って脳血管を拡張する作用のあるダイアモックス(diamox)と言う薬を静脈注射してどのくらい脳血流が増加するかを調べます。 この脳血流を測定することによりCTやMRIでは得ることのできない脳の機能的側面が評価できるのです。
正常SPECT像
正常SPECT(ダイアモックス負荷)
青から,黄,赤となるにつれ脳血流量は増加します