MRI(magnetic resonance imaging, 磁気共鳴映像診断法)

脳卒中を予防するために

MRIは、磁気共鳴イメージングと呼ばれ、強力な磁石を用いて横断面だけでなく縦、斜めと自 由な角度で脳を断面で見ることができます。それだけでなく、CTの様に造影剤を使用しなくても脳の血管を映し出すことがで来る(これをMRA=MRアンギ オと言います)のです。MRIの性能を決めるのは磁石の強さです。この強さはテスラと言う磁力の単位で表します。現在日本で市販されているのは普及タイプ の0.2テスラと0.5、1.0、1.5、3.0テスラです。この MRIを利用することで、クモ膜下出血の原因である脳動脈瘤や脳梗塞の原因である頚や脳の動脈の狭窄などいろいろな脳の病気を発病する前に発見することが できます。
検査は痛みも全くなく、30分くらい横になっているだけで終了します。ご希望の方は脳神経外科を受診下さい。